(構築レンタル:HQ357C)
使用TN:GUND-ARM Inc(株式会社ガンダム) ミオリネさんの髪型が欲しかった…
皆さんSVシーズン6お疲れ様でした!社会人トレーナーのDSONです。
今期はポケモン人生初最終日を通して潜ることができるということで気合をいれて取り組んでいました。結果としては仕事が忙しすぎていつもよりもポケモンできないという事態が発生してしまいましたが。。。しかし、最終日2500位くらいから始めて最終R2000↑を取ることができ、また明け方いわゆる「ゾーン」状態に入り不利構築に2連勝して2000に乗るなど新しい研究ができたシーズンでした。
構築自体は一緒に合宿に臨んだおたけさんに原案を貰ったものではありますが、非常に強い構築と感じましたので感謝の念も込めぜひ記事にして紹介したいと思います。
以下常態です
構築経緯
S5の結果を受け、パワーのあるポケモンによる勝ち筋の押し付け、流行によらないスタンダードな構築を使うべくディンルーカイリューサーフゴーを軸にして構築を考えていた。なかなか構築を煮詰める時間もなく、また最終日付近にかけてディンカイサーフ軸に強い構築が増え、メタ対象となっていたこと、ディンルーの処理にプレイヤーが慣れてきたこともあり全く勝てなくなってしまった。
この状態のまま最終日合宿を迎え、不甲斐ないが勝てる気がしないなと思っていたところ、一緒に最終日合宿に参加していたおたけさんより使用構築の紹介を受けた。自分は練度がないと構築をうまく動かすことができないと信じ込んでいたため、最終日当日に構築を軸から変えることに強い抵抗を覚えたが、どうせ勝ててないし、合宿をやっているこの非日常空間で、練度がないと構築が使えないなんてほざいている弱い自分をぶっ壊してやろうと思い立ち構築原案をもらうことに決めた。
原案はトップメタのパオジアンに強く対面操作のできるゴツメハッサムと、ハッサムに強い特殊アタッカー全てに強いチョッキイルカマンに、スイープ性能の高いスカーフイーユイ、搦手を起点に全抜きを狙いつつ広い並びに選出もできる龍舞身代わり妖テラカイリュー(通称御嶽龍)を軸に、カイリューや対面構築に厚くしながら崩しもできるHBオボンロトム、耐久振りメガネカミで構成されていた。
ポケモン自体はそのままに、イーユイのテラスを妖⇒悪にして一貫を取りやすく、より火力が出るように、竜舞カイリューが増加していたことから1舞でもできるだけ上を取れるようにカミをCS臆病として完成した。構築名はブルーロックの凪のシュート名+おたけさんとカイリューハッサムから。
構築要点
単体考察
カイリュー
調整意図:S: +1で陽気ガブ抜き
HB: A+1妖テラス状態で不一致イカサマを身代わりが確定耐え
HD: モロバレルのヘド爆を身代わりが乱数で耐えるように少し
A: A+1妖テラス状態でイカサマを身代わりが耐える範囲でなるべく高く
おたけさんが産み出してしまった新たな環境適応型カイリュー。ガチのバケモン
龍舞カイリューでありながら塩、ラッシャ、チオンを起点にして抗える性能を持っており、塩以外の2体はHP満タンの状態からでは1体では勝てないが、裏と合わせて破壊・起点にすることができる革命ポケモン。ミラーやディンルーはじめとする四災に対して抜群打点を持つことができる点も強い。ハッサムを処理した拘っているイーユイや、無理やり炎テラスを切ったカミなどを起点に舞えるのが構築として大きなシナジーがあり、こいつが裏に控えているためにイーユイハッサム対面などで非テラスとんぼがえりを合法化できる。環境に妖テラカイリューが少ないことも追い風で、しかもまさか耐久に振ってそうな龍舞カイリューが羽休めを切っているとは誰も思わず、初見ではあらゆるプレーヤーに型のケアをされなかった。
ハッサム
調整意図:HB特化
パオジアンに対して最も強く出られるクッション兼アタッカー。タイプ上氷柱落としを打たれにくいため、ゴツメと合わせて確実な削りを入れられるのが非常に強かった。また、相手のカイリューに対しても後攻で剣の舞⇒バレパンや、とんぼでカミに繋げる、カミはバレパンで縛れるなどと最低限の仕事をすることができる点も他のクッションにはない魅力。カイリューとの縦の相性がよく、炎技で突破されてもカイリューが起点にできるため強気な技選択をできる点が構築と噛み合っていた。
イーユイ
調整意図:S準速、C11n、HB ステロ+A特化カイリューのノマテラ神速確定耐
高火力スイーパー。特に言うことのないポケモンではあるが、スカーフで使用する場合は最低限の耐久調整は必須と感じた。テラスは原案では耐性をつけながらカイリューに強くなる妖テラであったが、あまりサイクル数を回せないことや、悪波⇒テラス悪波でカイリューの調整次第で結構落ちるためカイリュー耐性を増すことができる点、ウルガモスに強く出れる点などから悪テラスに変更した。バクアは一度も打っていない。
ハバタクカミ
ウォッシュロトム
調整意図:HB特化 余りC
カミと合わせてカイリューに強く出られる洗濯機。トドロクツキやアーマーガア入りなど、どうしてもハッサムが出しにくい構築に対して同じような役割で選出する。タイプ上飛行テラスカイリューに非常に強いため出したくなるが、メインウエポンが命中不安定であること、また迂闊にパオジアンに受け出すと鉢巻噛み砕くでテラス込みではあるが確定2発取られることから、できるだけ選出しないように心がけることで高い勝率を保つことができた。
イルカマン
調整意図:S5うわっきーさんの調整を使用させていただきました。
ハッサム+カミ/イーユイ+カイリュー
ロトム+カミ/イーユイ/カイリューから2体
アマガ、トドロクツキがいる場合
イルカマン+ハッサム@1
イルカマンを出す時。ほぼ負けた記憶しかない。無念。
きついポケモン・並び
アーマーガア
ディンルー
自分が使わないディンルーは数値のバケモノだった。最終日かなり数を減らしていてよかった。
モロバレル
ヘド爆と再生力が偉すぎる。削って択を合わせるしかない。
ドヒドイデ
大体黒い霧を持っており、カイリューでも突破しづらい。TODされることが多い。
あとがたり
とにかく構築が強かったです。終盤の環境変化を掴んだ内容で、増えていたイーユイを拘らせて起点にする、パオジアンやカイリューの処理ルートを複数用意することでほとんどの試合で選出画面で無理と感じることがほとんどありませんでした。
友人のありがたみを強く感じたシーズンでした。大体構築を考えていくと一人では煮詰まってしまい固定観念から脱出できなくなり、また社会人では煮詰め切るほどの時間を持てないため、皆で相談しながら一つの構築を作り上げる方が遥かに効率がよいと感じました。自分は構築力はないですが、構築を使いこなす能力はまずまずあるのでそこを活かして今後もっと好成績を目指したいと感じました。
また今回今日ポケのように最終日合宿を開催したのですが、参加者のおたけさんとけちゃわちゃさんが最終日夜を通して構築を洗練させ、どんどん順位を上げていく様を見て感動しました。さながらブルーロックの潔と馬狼のようで、喰いあって進化していく…!最終的に全員が正々堂々と戦い抜き、二人は最終二桁、自分はR2000と結果を残すことができとてもいい思い出になりました。みなさん一回やってみてください。めっちゃ面白かった。それぞれが別々に取り組める環境を用意してやるのがポイントです。ちなみに明け方に合宿参加者同士でマッチングして僕が有効急所で破壊しました。すまないね
S7は本当に一切やらない予定ですが、構築に興味がある人はこの構築もいいですが、おたけさん、ケチャワチャさんの構築を試してみてください。あの構築はマジで強いです。
スペシャルサンクス
最強構築を提供してくれたおたけさん
一緒に合宿してくれたケチャワチャさん、おたけさん
楽しかったです。またやりましょう。