皆さんs30もお疲れ様でした!医療系社会人トレーナーのDSONです。
今期は初の試みとして複数人の仲間で話して1つの構築軸を作りました。自分の結果は444位とイマイチ振るわずでしたが、同じ軸を使っていたヒバリさんが最終1933/167位という順位を取られていますのでぜひそちらの記事もご覧ください。
構築経緯
社会人で潜る時間を稼ぎきれないこともあり、対面的で比較的試合時間の短い対面構築を組むことにしました。いくつかの候補の中で、見た目上型を絞られにくく、想定外の展開から相手を崩すことの出来そうなホウオウダイナを軸として採用しました。
対面的に動くためホウオウは最も破壊力の出る球
ダイナは打ち分けできつつ火力の出るパワハ3ウェポン
クッション・スイープ・切り返し全て可能で相性のいいメタモン
この4匹を固定して補完を考えていきました。
単体考察
ホウオウ
性 格:意地っ張り 特 性:再生力 持ち物:命の珠
実数値:209(220)-200(252+)-110-*-174-115(36)
技構成:聖なる炎 / ブレイブバード / 地震 / 身代わり
調整意図:
A振り切り
HD 特化オーガの雨しおふき+球ダメ1回確定耐
構築コンセプト①
A特化ホウオウ。身代わりはコンセプトの型誤認を誘いつつ、状態異常を防いでの高火力押し付け、DM後のDM枯らしなど様々な使い方があります。HAにすること相手視点でのヤンキーDMを合法化することができるのもポイントです。
ムゲンダイナ
性 格:おくびょう 特性:プレッシャー 持ち物:パワフルハーブ
実数値:215-*-115-197(252)-116(4)-200(252+)
技構成:ダイマ砲 / 火炎放射 / メテオビーム / 身代わり
調整意図:CS振切
構築コンセプト②
本構築最強のポケモン。状態異常を身代わりで切り、身代わりを見て耐久型だと思って出てきたポケモンを破壊します。幾度となくHBポリ2や耐久型を想定して出てきたホウオウを破壊しました。
メガネはカバルドンやランドロスの処理に強いですが、結果を残しており警戒されやすいこと、ネクロキュレムのようなタイプ受けしてくる構築に択になることが問題で、また結局ラッキー・ハピナスは突破できません。メテビ型は爆発力がないですが、みがわりを入れることで相手視点型の誤認を誘いつつ火力を上げることができるため、メガネにはない魅力がありました。一度試してみてほしいポケモンです。
オレハラッキーダケハユルセネェヨ
メタモン
性 格:ゆうかん 特性:かわりもの 持ち物:こだわりスカーフ
実数値:155(252)-*-*-*-*-*
技構成:へんしん
調整意図:Hぶっぱ
軸。ザシバドやゼクロムの切り返し以外にも、1回クッションに使ったり、マンムーを襷で残して2回変身したりと用途は多数に渡ります。使えば使うほど強いヤバいやつ。ちなみに性格勇敢だけど勇敢な理由は特にありません。。。
マンムー
性 格:いじっぱり 特性:どんかん 持ち物:きあいのたすき
実数値:176(4)-200(252)-100-*-80-132(252)
調整意図:ASぶっぱ
ランドロスに強く、ザシバド・その取り巻きにも強いかみつく採用型。本構築ではランドロスと相対することが多いためどんかん。また、本構築で重いメンヘラミミッキュや、襷を盾に強引に2回行動を試みるガブリアスなどの地面を葬るため、ルギアやジガルデの身代わり・マルスケに強いつららばりを採用しました。雪雪崩がないのでマンムーミラーに弱いこと、ザシアンに相変わらず対面で負けることが辛かった。あと強いザシバド使いは初手にランドロスを選出してくれませんでした。
ナットレイ
性 格:なまいき 特性:鉄の棘 持ち物:とつげきチョッキ
実数値:181(252)-146(252)-151-*-150(4+)-22(最遅)
技構成:ジャイロボール / パワーウィップ / はたきおとす / だいばくはつ
補完枠。ゼルネアス構築があまりにきつすぎたため最も勝てる型で採用。サンダーやイベルなどナットレイに強い駒が必ず同居していますが、ある程度の火力があるので交代読みで技を決める、回復に合わせて有利対面を作るなどで工夫します。が、どうしても1枠無駄になるのでは、という考えがもたげやはり選出率は低めでした。
カプ・レヒレ
性 格:おくびょう 特性:ミストメイカー 持ち物:拘りメガネ
実数値:153(60)-*-135-141(196)-150-150(252+)
調整意図:HD 特化イベルタルの球ダイジェット確定耐
S特化、残りC
補完枠② 原案ではキングドラでしたが、僕のキングドラはどうしても麻痺・混乱に弱いらしく一生動いてくれなかったので変更…
というのは半分嘘で、終盤にカバルドンやイベルタルに連続であたり体感増えたように感じたため最終日朝6:30に変更しました。個人的にはこの変更は当たりで、麻痺を気にせず殴ったり、眠ってくるグラードンに喝を入れるのに役立ちました。
選出
基本選出
ホウオウ ダイナ メタモン
最もパワーが出る選出です。先行DMからDM枯らし⇒ダイナ・メタモンで切り返し、ダイナでみがわり・様子見から削りを入れて後発ダイマなど状況に応じて選択します。
マンムー ホウオウ @1
ザシバド、ランドロスが相手にいる場合などはマンムーを初手で選出します。相手がランドロスを後ろに置いてくる場合も多いので、メタモンを3体目として選出する場合が多かったです。
その他、カバやイベルがいた場合はレヒレなど、対面構築ですので相手に合わせて選出します。
きついポケモン
・カバルドン:あつぞこブーツを持たないホウオウの天敵です。カバルドンがいる場合はホウオウを選出しないことが望ましいですが、ホウオウを選出しないとどうしてもパワーが落ちるのが構築上の欠点でした。
・イベルタル:特殊ならホウオウとダイマを切り合えば勝てますが、そもそも上手い人は後発ダイマを徹底するため厳しい試合が多かったです。
・ルギア:無理寄りの無理です。電磁波がないタイプはホウオウでダイジェットをしてSをまくりにいきますが、ラム持ちの電磁波サポート+詰め型はこちらの伝説2体に刺さる上、相手がDMを切らないのにこちらがDMを切らなければ突破できない最悪の展開に持ち込まれるため厳しかったです。最終日付近で増えたのが非常に恨めしい。
あとがたり
構築・軸は非常にパワーがあって強かったのですが、補完が決めきれなかった印象でした。個人的には最後レヒレを入れてしっくりきかけていたので、もう少し前にたどり着けていれば…という一方で、シーズン終了1週間前くらいからスランプに陥ってしまい構築が信頼できない瞬間があり、その時に色々と軸をいじった分試す時間が減ったという事実があり、軸を信じて取り組めばよかった…という反省もあります。
あとはかなり対面よりの構築になったため相手の選出との噛み合いゲーになってしまったことも問題点でした。次シーズンではもう少しサイクル要素を取り入れること、構築に求められる強い要素を抽象度上げて書き出すなどして構築作成に取り組みたいと感じました。
6月は最終日舞えるので、気合入れて頑張ります。
s30みなさんお疲れ様でした、対戦ありがとうございました!
s31もよろしくお願いします!